初期費用をかけずに好みの車に乗れることが人気のカーリース。
一定の条件もありますが、車に乗る人ならばほとんどが申し込むことのできる手軽さも魅力の一つです。
ではもし、自己破産などをした場合にカーリースを利用することはできるのでしょうか。
カーリースには一定の審査が存在している
あまり馴染みのない人には意外かもしれませんが、実はカーリースの利用には一定の審査があり、その審査を通らなければ契約することはできません。
ではなぜそのような審査があり、内容はどのようなものになっているのでしょうか。
カーリースの審査では、支払い能力などが審査される
カーリースでは、基本的に毎月決まった料金を支払うことになります。
所有の形態こそ異なりますが、これはローンを組んだ場合にも似ていて、金融としての視点からすると大きな違いはありません。
ここで重要になるのが、毎月決まった額を支払えること。
たとえば無収入だと、たとえある程度の貯金があっても、月によって支払えなかったり、他の支出状況によっては破産してしまうようなこともあります。
こうした料金の不払いを避けるために、契約前の審査が必要となっているのです。
自己破産をしている場合、審査には通らない可能性が高い
審査方法も基本的にはローンやクレジットカードなどと同じで、収入の状態や勤務状況、信用情報などが調べられ、支払い能力の有無が確かめられます。
仮に自己破産をしている場合、信用情報にはその旨が記載されており、ローンなどでも支払い能力が無いとして審査に落ちてしまうことがほとんどです。
実はカーリースの場合もこれと同じで、自己破産や債務整理をしている場合には審査に通る可能性は低いと言わざるを得ません。
まとめ：自己破産をして間もない場合は他の選択肢の検討を
仮に自己破産をしていても、既定の期間を過ぎると信用情報はリセットされるため、審査には影響しなくなります。
しかしあまり時間が経っていない場合には審査に通ることは難しく、その際には他の方法を検討することも必要になるでしょう。